学会のポスターをパワーポイントで作っていますが，それに関連して.wmfと.emfの話…
.wmf(Windows Meta File)と.emf(Enhanced Meta File)は伸ばしても縮めてもかくかくしないで滑らかなファイル，というとインチキくさいが要はPowerPointやWordとかOfficeの図形描画に使用されるベクター画像のファイルである（ラスター画像：.bmp .png .jpg など）

「図（拡張メタファイル）」という表記を見たことがあるだろう，Excelのグラフをクリップボードに貼り付けてからPowerPointとかWordに張るときに「形式を指定して貼り付け」するあれのことである…
写真以外の図はメタファイルで貼り付けるのが基本となっているが（おれは），まとめ資料などを作る際に過去の実験データを数多くの.xlsから拾ってきて貼り付けるのは面倒なことこの上ない…
そこでよく使いそうなグラフや図をメタファイル（.wmfや.emf）としてディスク上に保存しておけば後々便利になること間違いない，図だけ他人にあげたい場合も（元データあげないのもどうかと思うが…）そのファイルだけ送ればいいのだ…

そこで今日紹介するのはクリップボードのメタファイルを.emfで保存するソフト，とかくと語弊があるかもしれないが少なくともおれはそういう目的で使用していてそれだけで事足りる…

WMFCopyというソフトなのだが，特にインストール不要で解凍したらそのままソフトを起動して，クリップボードにデータをコピーしてEdit→EMFを表示（もしくはクリップボードにデータを持ってから起動）→保存



.wmfと.emfの違いは16bitと32bitの違いらしいが，.wmfはあまり使わなくなってきてるらしいので.emfで保存しておけば問題ない！

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