なぜか、ＣＤ紹介がケンプから始まっている超絶技巧練習曲（リスト）…巨匠とか呼ばれてるほうのケンプじゃなくて、若い方のフレディ・ケンプ…今まで、結構な数の超絶のＣＤを買ったが、宝の持ち腐れにならないようにちょこちょこまとめていこうと思う…

[0回]

１番は、彼独自のアクセントと左手のリズムが特徴…あと、ページの境目の部分で急な加速がある…ここはぜひまねしたい…

２番は個人的に超絶の中でベスト演奏…だった気がする…その速いスピードと盛り上げ方、加減速や強弱はおれの理想…に近いものがある…若干和音部分と、その後の繰り返し手前がきつそうにきこえるが最後の上昇和音といい文句なし！

３番、風景は聴かせどころで爆音が聞こえたが気のせいだろうか（笑）

４番、マゼッパは音のカーテンの特徴あるアクセントがいいが、主題が若干にごててスピード感に欠ける…もう少しヴィルトゥオーソらしさを出してくれるといい…ただ４回目の主題でのスピード感が微妙…まあ４、５、１２あたりは超絶の中でも実力の差や得意不得意がはっきりするところなので…

ちなみに５番鬼火は壊滅的な部分がしばしば（笑）

６、７はあまり詳しくなくて（なぜかあまり聴く気にならない…いや、いい曲なのはきいててすごい思うんだけど、サビまでが長いからかも…）、８番、狩はなかなかの疾走感があるが、この曲の主題はぶっ飛び的な弾き方をしてほしいので、もう少し頑張ってほしいところ…って、なんか高音部が聞えてこない個所があるんだけど（笑）

９番、回想は出だしがべたつきすぎてたのでだめ…デュシャーブルみたいにある程度スラスラ弾き飛ばしていいのに…待て、あれは弾き飛ばしすぎか…急速部分では妙な加減速をとっている…まあ幻想的な雰囲気を醸し出していていいとしよう、うん…

１０番は、出だしがシフラほどではないが、ゆっくり始まる感じ…ベルマンいきなり超飛ばしていて快適…全体的なテンポは速い方だと思う…うん、いい感じだ…他と比較してるわけじゃないから断定は出来ないけど…

１１番はあまり聴かないから偉そうなことをいえないのだが、ちょっとサビで暴走しすぎな気がしないでもない…なんといっていいのか、もともとこんなにうるさい曲だったのだろうか…

１２番、雪嵐はいきなりトリルが崩れた気がするが気のせいだろう…気のせい…なんか、音が強いだけで盛り上げ方がいまいちな気がしないでもない…最速のシフラしか聴かないからおれのスピード感が狂ったのだろうか？なんか、弾くのに精一杯で遅くなってる印象がいがめない…